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OPP袋の「ユーザファーストメーカー」精選4社

OPP袋は主たる封入物である製品を包装により単に保護するだけでなく、製品の見栄えを良くする、製品の魅力を簡潔な説明文で消費者にアピールする、袋の形状と機能で製品の付加価値を高めるなどの役割を担っています。このためOPP袋メーカーには用途が多様でニーズも多様で、かつこうした役割をしっかりと果たすOPP袋を迅速に製作するための高度なパッケージデザイン技術、製袋加工技術、化粧印刷技術などが求められます。


ここではこれらの技術力や提案力に優れ、ユーザファーストで一般企業の購買担当者のOPP袋調達に貢献している代表的なOPP袋メーカー4社を紹介します。

ヤマガタグラビア

オーダーメードの特注OPP袋製作を得意としている包装資材メーカーです。もちろん規格・規格外のレディーメードOPP袋のラインナップも豊富です。

同社は1961年(昭和36年)の創業時から「お客様の声を聞き、そのニーズに応える包装資材提供」を企業理念に、多種多様な包装材を開発してきました。
その成果を集約して独自開発したのが、同社の基幹製品「セリースパック」(登録商標)。同製品は吊下げ式のOPP袋です。
同製品は上入れ・下入れの一般的な吊下げタイプ、マチ付立体吊下げタイプ、合成紙の台紙付き吊下げタイプ、ポケット付き吊下げタイプ、何度も出し入れできるチャック付き吊下げタイプ、通気性のあるネット吊下げタイプなど多種多様な形状があり、文具・雑貨・化粧品等の日用品、DM・チラシの販促部、医薬部外品・衛生用品、清涼飲料・アルコール類等の景品首掛けなど多様な包装ニーズに対応しています。

その結果、同製品は今日、吊下げ式OPP袋のデファクトスタンダード的な存在になっています。
また同製品は包装物を保護するための箱や緩衝材が不要で、自社製品を小売店で販売する場合は、自社製品を封入したパッケージをそのまま店頭の陳列棚に吊下げ展示できます。また小売店側では箱詰め、緩衝材挿入などの品出し作業を省略できるので店舗オペレーションの効率化・省力化が図れます。
加えて同製品は規格サイズがないオーダーメード袋です。封入する製品の特性に合わせたパッケージデザインや化粧印刷で製品の魅力をアピールできるのが特徴と言えます。

なお同社は、顧客の要望を満たす同製品の企画・提案、それに基づくサンプル制作、同製品製作、セットアップ(同製品への顧客製品袋詰め作業・梱包・発送)をワンストップサービスで行っています。

<会社概要>

会社名株式会社ヤマガタグラビア
代表者山形勇仁
本社大阪府八尾市若林町2丁目99番地
会社設立1971年5月(1961年創業)
資本金2000万円
事業内容グラビヤ印刷並びにOPPフィルム製袋加工・販売、紙器の企画・販売、包装容器全般の企画・販売、
粘着材シート・テープ類の製造・販売、自動包装機器の企画開発・販売、前記に付帯する一切の業務

ナニワパック

OPP袋を主力製品に、多種多様な包装材の企画・製作・販売をしている包装資材メーカーです。自社ECサイト「袋の王国」を開設、メーカー直販を行っています。

同社は、
 1.原料大量仕入れによるOPP袋の低価格実現……毎月大量のOPP原反を仕入れて月間2000万枚以上を同社工場と同社協力工場で大量製袋加工することで製造費をコストダウン。さらにメーカー直販による中間マージンカットにより製品の低価格販売を実現
 2.長年の経験により培ったOPP製袋加工技術……事業歴45年の実績と経験の積み重ねで培ったOPP製袋加工技術により、大ロット・小ロットの別なく1枚ずつ緻密に製袋加工。またOPPフィルムは経年劣化により透明度が低下するが、メーカー直販による大量販売で常に在庫を更新することで、透明度の高い高品質なOPP袋を製作・出荷

3.タイムロスゼロによる短納期実現……毎月大量のOPP原反を仕入れて自社倉庫に在庫しているので、受注から原料仕入れまでのタイムロスがゼロ。これによる受注即製作態勢で短納期を実現。レディーメードOPP袋の場合は即日納品も可能
 4.メーカーならではの提案力……事業歴45年の実績と経験の積み重ねで培った製袋加工の知見により、小さな袋から大きな袋まで「入れる商材」に最適な素材・サイズ・厚み・化粧印刷を顧客に提案
などの事業運営により、顧客のOPP袋調達におけるユーザファーストを実現しています。

<会社概要>

会社名株式会社ナニワパック
代表者北浦 剛
本社大阪府堺市堺区東之町東3丁目1番地4号
会社設立2003年(1977年創業)
資本金1000万円
社員数33名/2022年4月現在(派遣社員・アルバイト社員含む)
事業内容OPP袋・CPP袋・ポリエチレン袋・ラミネート袋・レジ袋・手提げ袋等各種袋の企画・製造・販売、
クリアケース・紙袋・包装紙等の企画・製造・販売、ラッピング用品・段ボール箱・その他包装資材の企画・製造・販売

SEMURA

1977年の創業以来、「製造業はサービス業」の企業理念を掲げ「高品質・低価格・短納期」に挑戦。OPP袋を主力製品にユーザファーストの事業推進に努めている包装資材メーカーです。

同社は我が国が世界に誇る生産システム「ジャストインタイム」を包装資材メーカーとして実現するため、次の独自のジャストインタイムモデルを確立しています。
1.強力な設備力による「ジャストインタイム納品」
同社は各種製袋機を始め約30台の包装製品製造設備を保有。外注を含め日産平均400万枚の生産能力を持ち、顧客のあらゆる包装ニーズに即応できる体制を整備しています。
また同社の生産ラインは、100%の稼働率では顧客の急な注文や不測事態に対応できないとの考えから、稼働率に余力を残した状態で稼働させており、急な注文や不測事態発生時でも「ジャストインタイム納品」ができる設備体制にしています。
2.受注から出荷までをノーミスで処理する「ジャストインタイム運用」
同社は「お客様が必要とする製品を、必要な時に、必要な量だけ、全国どこにでもお届けするオンデマンドのジャストインタイム納品」を目指しています。これを実現するため、営業社員の指示がダイレクトに製造現場へ伝わるよう受注から納品までのワークフローを営業・製造・バックオフィスの全社員が即座に把握できるよう可視化し、千差万別の受注をノーミスで処理できる「ジャストインタイム運用体制」を構築しています。

3.計画的原料在庫と計画的生産による「ジャストインタイム生産」
同社は「原料在庫は会社の財産であり、収益の源となる事業投資」との考えに基づき、顧客の急な注文や不測事態にも余裕を持って対応できる原料を計画的に大量在庫しています。
一方で同社は製品在庫ゼロを貫いています。多様化する顧客ニーズと変化が激しい製品需要に柔軟に対応するためです。
同社は「受注即製造・製造即出荷の業務処理を可能にする計画的原料在庫」と「製品在庫のない計画的生産」の両輪により「ジャストインタイム生産」を実現しています。

<会社概要>

会社名株式会社瀬村商店
代表者瀬村 崇
本社奈良県橿原市小槻町360番地1号
会社設立1985年(1977年創業)
資本金1000万円
社員数86名/2021年12月現在(パートタイム社員含む)
事業内容OPP袋を始めとする各種包装製品の企画・デザイン・製造・加工・販売

城北商会

「綺麗な包装が商品価値を高める」との企業理念により、OPP袋を始めとする包装材を56年間で100億枚以上を顧客に納品してきた実績を持つ包装資材メーカーです。

同社は次の「城北商会5つのこだわり」により顧客の信頼を獲得、事業成長を遂げてきました。
1.高品質ː当たり前の「綺麗」を追求した安心・安全の品質
同社は原料から「綺麗な包装」を目指し、多チャンネルのフィルムメーカーから高品質のフィルムのみを仕入れ、国内自社工場で製袋加工しています。
2.提案力ː数十万件の納品実績に基づくユーザ最適包装材の提案
同社は企画段階から顧客の包装材調達に関わることにより、新規受注案件はもとより既存顧客に対するリピート受注案件に対しても「綺麗な包装」による製品の付加価値化や包装材調達コストダウンを一から提案。顧客から求められる前に提案を率先的に行っています。
3.スピード納品ː国内自社工場製袋加工による高品質・低価格・スピード納品
同社は国内自社工場での製袋加工にこだわることにより、顧客の多種多様な包装ニーズ対応、メーカー直販による高品質・低価格・短納期納品を実現しています。

4.技術力ː創業時からの試行錯誤繰り返しにより培った製袋加工技術
同社は1962年の創業時から「綺麗な包装」を実現するための試行錯誤を繰り返し、顧客が求める包装をミリ単位で実現する今日の製袋加工技術を確立してきました。
5.対応力ː時代に合わせた新製品開発、即日納品可能な規格品化推進
同社はバイオマスOPP袋、抗菌加工OPP袋など今日需要が高まっている包装材の開発に先進的に取り組むと同時に、即日納品を目指し多種多様な包装材の規格生産と常時在庫の受注体制を整えています。

<会社概要>

会社名株式会社城北商会
代表者宮本里美
本社東京都荒川区東尾久4丁目3番地10号
会社設立1999年(1962年「有限会社城北商会」として創業)
資本金1500万円
社員数44名/2021年7月現在
事業内容OPP・CPP袋の企画・製造・販売、バイオマスOPP袋・抗菌加工OPP袋の企画・製造・販売、
クリアパッケージの企画・製造・販売、ポリエチレン袋・ポリカラーバッグの製造・販売、
ゴミ・レジ袋の製造・販売、各種梱包材の製造・販売