システムバックアップとは?メリットやデメリットも解説
システムバックアップとは、OSやアプリ、ソフトなどを丸々バックアップする方法を指します。
他の方法がデータだけをバックアップするのに対して、システムバックアップはシステムとデータの両方をバックアップするのが特徴です。この特徴を活かせば、万が一トラブルが起きても、被害を最小限に抑えることができます。
そのため、本記事ではシステムバックアップのタイプやメリット、デメリットについて解説します。
システムバックアップの2つのタイプ
システムバックアップには2つのタイプがあります。
- オンラインで行うタイプ
- オフラインで行うタイプ
オンラインで行うタイプ
システムを稼働させたままバックアップを行うタイプで、オンラインバックアップと称します。
日々、新しい情報を取り入れるようなデータのバックアップに適切なのが特徴です。また、業務を中断する必要がないというのもメリットの1つになります。
オフラインで行うタイプ
システムを停止させてバックアップを行うタイプで、オフラインバックアップと称します。
システムを停止させないといけないため、その間はデータに触れることができません。しかし、オンラインバックアップよりも確度が高いことがメリットとして挙げられます。
システムバックアップのメリットとデメリット
システムバックアップにはメリットとデメリットが存在します。
メリットを活かしつつデメリットを抑えるためにも、それぞれを意に留めておくことが重要です。
システムバックアップのメリット
システムバックアップのメリットは、OSごと修復できることです。つまり、災害に遭ってデータが消えてしまっても、復旧や再会に長い時間を要することがありません。
これは、OSやアプリなどを丸々バックアップする、システムバックアップにしかないメリットだと言えます。
システムバックアップのデメリット
システムバックアップでは、常に同期が必要なのがデメリットだと言えます。理由としては、何らかの理由でデータが消えてしまった際に予備となるデータが必要だからです。
予備は必ず使うとは限らないため、トラブルが起きない限り無駄な存在だと言っても過言ではありません。
まとめ
システムバックアップは、OSやアプリといったシステムごとバックアップを行う方法です。
災害などのトラブルでデータが消えてしまっても、システムごと修復することができます。一方で同じOSで常に同期が必要であることがデメリットです。
これらの特徴を理解して、システムバックアップを活かしてください。