メタバースとは?世界の一流企業も着目するビジネスにおける革新的な技術
近年耳にすることが多くなったメタバース。言葉は知っているけれど、具体的にどういったものかは理解していないという方も多いのではないでしょうか。メタバースは今や世界の一流企業も注目しており、無視できない存在になりつつあります。ここでは、世界の企業が注目するメタバースとはどんなものかについてと、メタバースではどのようなことができるようになるのかについて解説をしていきます。
世界の企業が注目するメタバースとは?
メタバースは、メタ=meta(超越した)という言葉と、ユニバース(universe)宇宙の2つの言葉を組み合わせてできた造語です。
メタバースはどういったものかというと、仮想共有空間のことで、インターネットのなかでの仮想空間のことを指します。
近年、GAFAのなかのFacebook社は、社名をメタ・プラットフォームズに変更しましたが、事業の主軸をメタバースに移行していきたいという意図があり社名変更にまで踏み切りました。
なぜこれほどまでメタバースが注目されているのか説明する材料として、以下の3つの理由があります。
*仮想空間内で活動することができ、幅広い活用用途がある
*ブロックチェーンの利用により、安全な仮想通貨の取引が可能
*コミュニケーションの手段として利用できる
特に近年VRの技術が進歩してきているということもあり、仮想空間の利用も身近なものになりつつあります。
次に、メタバースではどのようなことができるのかについて紹介していきます。
メタバースで実現可能なこととは?
*VRやARを利用したゲーム
VR・ARの技術は年々進歩しており、仮想空間でアバターを使って現実世界と近い体感ができるゲームを楽しむことができます。
*バーチャルコンサートの開催
アバターを使ってライブを開催することが可能です。Waveというバーチャルライブのプラットフォームを提供している企業では43億円もの資金を調達し、今後も成長していくと予想されています。
*仮想通貨での投資や資産運用
仮想通貨を用いることで、商品を作って販売する、商品売買が可能です。また土地売買や貸借といった資産運用を行うこともできます。
*ビジネスでのリモート会議や情報共有
テレワークが普及し始めた昨今ですが、ビジネスでもメタバースを活用することで、リモート会議などの利便性が高まります。現実世界での顔の表情や手の動きなども表現することができ、実際に会議に参加しているのと同じような感覚で会議を行うことが可能になります。
まとめ
メタバースは世界中の企業が注目し始めており、今後どのように成長、発展していくのか目が離せません。メタバースはこれまでの世界にはなかった新しい商機にもなり得る革命的な動きとも捉えることができます。今後メタバースが我々の生活にどのような恩恵をもたらしてくれるのか、しっかりと動向について着目していく必要があるでしょう。