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ビジネスマンが日中のパフォーマンスを高められる朝食のコツとは?

近年、朝時間がないから朝食をとらないというビジネスマンも増えていますが、これは好ましくない習慣です。ビジネスマンは1日仕事をこなすために必要なエネルギーを朝食で補給します。

ここでは、ビジネスマンが日中のパフォーマンスを高められる食事について紹介していきます。

ビジネスマンが日中のパフォーマンスを高められる朝食とは

ビジネスマンが日中のパフォーマンスを高められる朝食をとるためのポイントは2つあります。1つは、「血糖値スパイクを起こさない食事をとること」、もうひとつは、「幸せホルモンを増やすこと」です。それぞれ解説していきます。

*血糖値スパイクを起こさない食事をとること

血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇してしまうことをいいます。血糖値が高い状態といえば糖尿病が挙げられますが、糖尿病以外の人も食事によって血糖値の急上昇は起こりえます。

血糖値スパイクを起こしにくい食事は、以下があります。

・朝食で糖質を単体でとらないこと

例えば、パンだけ、おにぎりだけといった糖質だけで朝食をとる場合がありますが、これはNGです。糖質だけで朝食をとってしまうと、血糖値が急上昇しやすくなり、血糖値スパイクが起きてしまう原因になります。また、その後血糖値が急激に下がるため甘いものがほしくなってしまい、将来的に肥満につながってしまうおそれもあります。

・朝食で主食や副菜を足す

上記のように糖質単体の朝食にならなければよいのです。例えば、パンを朝食で食べる際、菓子パンを選ぶのではなく食パンを選び、かつ卵料理をプラスするといったイメージです。一汁三菜までこだわる必要はありませんが、糖質以外のものも一緒にとるようにしましょう。

*幸せホルモンを増やすこと

セロトニンは別名、「幸せホルモン」ともよばれ、このセロトニンを日中に分泌しやすくすることが大切です。

セロトニンの分泌がスムーズになれば、日中の仕事のパフォーマンス向上につながっていくのです。

具体的な方法として、トリプトファン(=アミノ酸)を朝食でしっかりととるという方法があります。セロトニンは体内で合成されますが、その材料は食事でとる必要があります。その材料というのが、トリプトファンとよばれるアミノ酸です。

トリプトファンを朝食でしっかりとれれば、セロトニンが日中分泌され、睡眠で大切になるメラトニンに変化し、睡眠の質もあがります。

トロプトファンは、肉、卵、魚、乳製品、大豆製品などに多く含まれるので、朝食でしっかりとこれらの食材がとれるように、工夫してみましょう。

まとめ

ビジネスマンにとって適切に朝食をとることはパフォーマンス向上にもつながるため、とても重要です。ここで紹介したパフォーマンスを高められる食事を是非実践し、日々の生活に取り入れてみてくださいね。