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40代で老後のお金を準備するためのコツとは?

40代にさしかかると、老後のお金について考えておかなければならない世代です。今の時代、60歳で定年退職する人は減ってきてはいますが、40代のうちにある程度老後資金を準備しておかなければ、不安な老後を過ごすことになっていまいます。

ここでは、40代の人に向けて、老後のお金を準備するコツについて紹介していきます。

40代が老後のお金を準備するコツ

40代が老後のお金を準備するコツ

*預貯金をしっかりとおこなう

預貯金のメリットは、確実にお金を貯めることができ、好きなタイミングでいつでも引き出すことが可能という点にあります。一方、銀行の普通預金の金利は約0.001%となっており、いくら大金を預けていても増えることはほとんどありません。

また、預貯金には、物価が上昇することで実際のお金の価値が下がるインフレリスクがあるというデメリットも存在します。

老後資金をすべて預貯金に預けるのは望ましくありませんが、ある程度まとまった資金を預貯金に預けるのであれば問題ありません。

*つみたてNISAを活用する

つみたてNISAは、毎月少額の投資を行い、投資で得られた運用益が非課税になるという仕組みです。つみたてNISAは、最長で20年間積み立てることができ、年間40万円という枠があり、いつでも引き出すことができます。

そして、つみたてNISAの対象商品は、国が定めた厳しい基準をクリアしているものに限られているため安心です。

老後資金を貯める目的として、つみたてNISAを活用するのはとてもおすすめです。

*iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用する

iDeCoは、国民年金や厚生年金といった公的年金に加入している20歳以上60歳未満の人が利用できる制度です。扱う商品は、定期預金や保険、投資信託などがあります。

iDeCoも運用益が非課税になるということと、掛け金が全額所得控除となります。

ただ、60歳にならなければ引き出せないというデメリットもあります。

iDeCoは老後資金の準備のための制度です。確実に老後資金を貯めたい方は、iDeCoをはじめてみましょう。

*働く期間を延長する

働く期間を延長する

高年齢者雇用安定法という法律が2021年4月に改正され、労働者に70歳まで働ける環境を与えるよう企業に努力義務を課しました。

長く働けば、それだけ年金の受給開始年齢を繰り下げることができます。現在は65歳から年金を受け取ることができますが、繰り下げをおこなうことによって受給額をアップさせることができます。

体が健康で働く意欲があれば、定年を迎えたとも長く働いた方が老後のお金の面で不安が少なくなります。

まとめ

40代は老後のお金について真剣に向き合わなければなりません。40代にしっかりと備えておけば、老後も安心して暮らすことができます。40代の人でまだ老後のお金について準備ができていない方は、ここで紹介した内容を参考に、準備を進めていきましょう。